
なぜギターは挫折する人が多いのか?
目次
「ギターを始めたけど、続かなかった。」
実はこれ、
かなり“普通”のことです。
ギターは、
思っている以上に身体を使い、
思っている以上に最初が難しい楽器です。
しかも今は、
YouTubeやSNSで上手い人の演奏を簡単に見れてしまう時代。
だからこそ、
「自分には向いてないかも…」
と感じてしまう人も少なくありません。
でも、
18年以上作業療法士として
“人が何かを習得していく過程”
を見てきた中で感じるのは、
ギターは
「才能」
よりも、
“続けられる設計”
のほうが、
ずっと大事だということです。
今回は、
なぜギターが挫折しやすいのか?
そして、
どうすれば「ギターがあるくらし」を作れるのか?
作業療法士としての視点も交えながら、
書いてみたいと思います。
「ギター始めたけど辞めました」は実はかなり多い

「ギター始めたけど、挫折しました。」
実はこれ、ものすごく多いです。
むしろ、
一度ギターを辞めた経験がある人のほうが、多いんじゃないかと思うくらいです(笑)
音楽業界では有名な話ですが、
- 最初の3ヶ月で辞める
- 1年以内にケースに戻る
- Fコードで心が折れる
これは、もはや定番ネタです。
でも私は、
これを
「才能がないから」
とは思っていません。
むしろ、
“設計”
の問題が大きいと思っています。
ギターは「身体学習」が多すぎる

ギターって、
意外とスポーツに近いんです。
最初は、
- 持ち方
- 姿勢
- 指の動かし方
- リズム
- 左右の協調
- 力加減
- 音の聞き分け
など、
かなり多くのことを同時に処理しています。
しかも、
頑張ったわりに最初の成功体験が少ない(笑)
ゲームみたいに、
すぐレベルアップの演出が出るわけでもない。
だから、
途中で
「向いてないかも…」
となりやすいんです。
YouTube時代は、逆に挫折しやすい
今は便利な時代です。
YouTubeを開けば、
上手い人の演奏が山ほど見れる。
でも同時に、
- 情報が多すぎる
- 何を練習したらいいかわからない
- 上級者を見て落ち込む
- 比較してしまう
ということも起きやすい。
実際、
「独学で頑張ったけど、途中で止まりました」
という人はかなり多いです。
作業療法士として見ると、かなり面白い

私は作業療法士として18年以上仕事をしてきました。
その視点で見ると、
ギターってかなり“作業療法的”です。
例えば、
- 身体の使い方
- 認知の整理
- 習慣化
- 難易度設定
- 成功体験
- 疲労との付き合い方
などが、
ものすごく関係しています。
だから私は、
「いきなり上手くなる」
よりも、
「続けられる」
を大切にしています。
ギターは「くらし」に入ると強い
私は、
“ギターが弾ける”
より、
“ギターがある暮らし”
のほうが大事だと思っています。
- 仕事終わりに10分弾く
- 子どもと一緒に歌う
- 好きな曲を少しずつ鳴らす
- コーヒー飲みながら触る
それだけでも、
人生はかなり豊かになります。
実際、
プロを目指さなくても、
「弾けるだけで楽しい」
という人はたくさんいます。
挫折した人ほど、もう一回やってみてほしい
ギターって、
一回辞めても大丈夫です。
むしろ、
大人になってからのほうが楽しめる人も多い。
昔は、
- 練習しなきゃ
- 上手くならなきゃ
- 曲を完璧に弾かなきゃ
と思っていた人も、
大人になると、
「楽しいから弾く」
に変わることがあります。
すると、
不思議と続くんですよね。
最後に
きくちギタースクール では、
“ギターが弾けるくらしを手に入れましょう”
をコンセプトにしています。
超初心者の方、
挫折経験者の方も大歓迎です。
ギターは、
人生を競争にする道具ではなく、
“くらしを少し豊かにする道具”
だと思っています。