
ギター基本練習〜左手と右手を意識しよう〜
ギターを早く上達したい、コツを知りたいと思いませんか?
ギター初心者に教えていて、「やっぱりこれは効果的だな」と実感している練習方法があります。
それが、クロマチックスケールを使った練習です。
クロマチックスケールとは?
クロマチックスケールとは、半音ずつ(1フレットずつ)上がったり下がったりする音階のことです。これを弾く練習を「クロマチック練習」と呼びます。
✅ 1音1音、きちんと音が出ているか確認できる
✅ 弾いていない弦のムダな音をミュートできているか確認できる
✅ オルタネイトピッキング(ダウンとアップを交互に弾く)の練習になる
左手と右手の両方を鍛えられるので、毎日の練習にぜひ取り入れてください。
大事なのは「ゆっくり、きれいに」
注意点はひとつだけ。きれいに鳴らすこと、ゆっくり正確に弾くことです。
速く弾く必要はありません。メトロノームに合わせて、ゆっくり正確にピッキングしましょう。
◼️メトロノームは60くらいのゆっくりしたテンポから始める
◼️1フレットに1本の指(人差し指=1フレット、中指=2フレット…)を担当させる
◼️押さえ終わった指は、弦から大きく離さない
きれいな音を出すクセをつけていくことが、上達への近道です。

クロマチック練習 3つのパターン
① 縦移動(6弦 → 1弦)

6弦から1弦まで、弦を順番に移動しながら弾くパターンです。数字はフレットの番号です。
| 弦 | 押さえるフレット |
|---|---|
| 6弦 | 1 → 2 → 3 → 4 |
| 5弦 | 1 → 2 → 3 → 4 |
| 4弦 | 1 → 2 → 3 → 4 |
| 3弦 | 1 → 2 → 3 → 4 |
| 2弦 | 1 → 2 → 3 → 4 |
| 1弦 | 1 → 2 → 3 → 4 |
1弦まで行ったら、今度は1弦から6弦へ戻ってきましょう。

何度も言いますが、ゆっくり丁寧に弾くことを心がけてください。狙った弦をきちんとピッキングできているか、確認しながら進めましょう。
慣れてきたら、スタートのフレットをずらしてみましょう。
| 弦 | 押さえるフレット |
|---|---|
| 6弦 | 2 → 3 → 4 → 5 |
| 5弦 | 2 → 3 → 4 → 5 |
| 4弦 | 2 → 3 → 4 → 5 |
| 3弦 | 2 → 3 → 4 → 5 |
| 2弦 | 2 → 3 → 4 → 5 |
| 1弦 | 2 → 3 → 4 → 5 |
どのフレットでも、安定したピッキングと運指ができるようになるのが目標です。地味ですが、とても効果的です。
② 横移動(同じ弦でフレットをずらす)

同じ弦のまま、スタートのフレットを1つずつずらしていくパターンです。
| 弦 | 押さえるフレット |
|---|---|
| 1弦 | 1 → 2 → 3 → 4 |
| 1弦 | 2 → 3 → 4 → 5 |
| 1弦 | 3 → 4 → 5 → 6 |
| 1弦 | 4 → 5 → 6 → 7 |
| … | 12フレットまで続ける |
縦移動とは、また違った指の動きが求められます。縦移動も横移動も、どちらも大事です。
③ 指の順番を入れ替える
基本は人差し指 → 中指 → 薬指 → 小指の順番です。慣れてきたら、この順番を入れ替えてみましょう。

◯ 人差し指 → 薬指 → 中指 → 小指
◯ 人差し指 → 小指 → 中指 → 薬指
◯ 中指 → 小指 → 人差し指 → 薬指
普段あまり使わない指の組み合わせになるので、指が独立して動くようになります。どの指にもちょうどいい力が入るように、ゆっくり練習してみてください。
まとめ
✅ クロマチック練習は、左手と右手を同時に鍛えられる基本練習
✅ 速さよりも「ゆっくり、きれいに」が大事
✅ 縦移動 → 横移動 → 指の順番を入れ替える、の順に挑戦
クロマチック練習は、弾く前の準備体操にもぴったりです。毎日コツコツ続ければ、きっと上達を実感できると思います。
ぜひ試してみてください!
ほかの練習ステップは、こちらの記事でまとめています。
-

ギターの失敗しない練習法〜上達のステップを紹介〜
ギターの失敗しない練習法〜上達のステップを紹介〜 ギターは始めてから1年以内に9割の人が挫折するとも言われる、意外と挫折しやすい楽器です。手軽に始められる分、やめてしまう人も多いのかもし ...
続きを見る
ではまた!!