アコギのピックアップ4選
アコースティクギター片手に、大きな場所で演奏したい!!
となると、問題になるのが音量問題。
一番、手っ取り早い解決策はマイクをギターに向けて立てることですが。
取り回しは難しいし、大変。
エレアコなら、ついてるんだろうけど。
アコースティックギターをやはりつけておいて損はないよね。
そんなアコースティックギターに付けたいピックアップを選んでみました。
予備知識:ピックアップの機能の違い
様々なタイプのピックアップが存在し、それぞれが異なるサウンドと特性を持っています。
- マイクロフォンピックアップ: ギター内部に取り付ける小型のマイクロフォンで、自然なサウンドを捕らえます。
- ピエゾピックアップ: サドルの下に取り付けられることが多く、振動を電気信号に変換します。明瞭なサウンドが得られることが多いです。
- マグネティックピックアップ: これはエレキギターで一般的に見られるタイプで、アコースティックギターにも使えます。特定の音域に焦点を当てることができるため、特有のサウンドを作り出すことが可能です。
- ブレンドピックアップシステム: マイクロフォンピックアップやピエゾピックアップを組み合わせたシステムで、複雑なサウンドのニーズに対応できるように設計されています。
オススメピックアップ
アコギのピックアップは、ぶっちゃけ個人的には2ブランドの中から選べば良いと思います。
LR BAGGS もしくは FISHMAN の2択です。
あと、頻繁に付け替えるものでもないので、いいものをつけましょうというのが持論です。
あとから、付け替えるのもお金がかかるし、なにより本体も安くはないw
それぞれから2つずつオススメを載せます。
LR BAGGS
LR Baggsは、アコースティックギターとその他の弦楽器のための高品質なピックアップ、前置きアンプ、エフェクトペダルなどを製造するアメリカの企業です。Fishmanと並び、アコースティックギターピックアップの分野で非常に評価が高く、多くのプロフェッショナルミュージシャンに愛用されています。
LR Baggsの主な製品ラインアップと特徴:
- Anthem Series: Anthemはマイクロフォンとピエゾピックアップを組み合わせたシステムで、ギターの自然なサウンドを再現することができます。特にAnthem Tru-Mic技術は、ギターの表面の振動を直接キャッチすることでリアルな音を出力することができます。
- Element Series: ピエゾピックアップシステムで、シンプルかつ効果的なデザインが特徴です。
- M1 & M80 Series: これらはアクティブなマグネティックピックアップで、ギターの自然なサウンドを強調しつつも、フィードバックに強い設計となっています。
- Venue DI: これはDIボックスと前置きアンプを組み合わせたもので、ライブやスタジオレコーディングの際にアコースティックギターのサウンドを最適化するのに役立ちます。
- Para DI: ポータブルな前置きアンプとDIボックスを組み合わせた製品。EQとノッチフィルターが搭載されており、ライブパフォーマンス時にサウンドを細かく調整することができます。
LR Baggsの製品は、その革新的な技術と高品質なサウンドで多くのギタリストから支持を受けています。そのため、アコースティックギターのサウンドをアップグレードしたい場合、LR Baggsの製品は検討の価値があります。
Anthem Series: Anthemはマイクロフォンとピエゾピックアップを組み合わせたシステムで、ギターの自然なサウンドを再現することができます。特にAnthem Tru-Mic技術は、ギターの表面の振動を直接キャッチすることでリアルな音を出力することができます。
ちなみに私はこれを使っています。まず使いやすいです。さりげなくピックアップがついてるので、目立ちません。
マイクとピエゾのブレンドをサウンドホールにあるノブで調整できたり、ボリュームも同じようにノブで調整でき使い勝手もよいですね。
FISHMAN
Fishmanは、アコースティック楽器向けのピックアップや前置きアンプ、その他のアクセサリーを製造する有名なブランドです。特にアコースティックギター向けのピックアップと前置きアンプにおいて、その高品質と信頼性で知られています。
Fishmanの主な製品とその特徴:
- Matrix Infinity Pickup & Preamp System: Fishmanのフラグシップモデルで、幅広いトーンコントロールとクリアなサウンドを持つ。
- Rare Earth Series: マグネティックピックアップのシリーズで、アコースティックギターのサウンドを忠実に再現します。Rare Earth Blendモデルなどではマイクロフォンとマグネティックピックアップを組み合わせて使用できる。
- Ellipse Pickup & Preamp System: ギターのサウンドホールに取り付ける形のピックアップと前置きアンプのシステム。
- Aura Imaging Pedals: これは特定のアコースティックギターのサウンドをデジタル的にモデリングし、そのサウンドを再現するためのペダル。プロのミュージシャンの間で非常に評価されています。
- Fishman Loudbox: アコースティックギター専用アンプで、クリアでナチュラルなサウンドが得られます。
Fishmanの製品は、プロのミュージシャンからアマチュアのギタリストまで、幅広いユーザーに支持されています。特に、アコースティックギターの自然なサウンドを強化・拡大することを求めるミュージシャンにとって、Fishmanのピックアップや前置きアンプは非常に魅力的な選択肢となっています。
私はFISHMANはマグネットピックアップを1つ持ってますが、使い勝手も良くて。
重宝しています。まあ、FISHMANもフラグシップを買っておけば間違いはないかと。
絶対的な信頼感のあるブランドですね。
まとめ:いいやつを買おうw
ピックアップの結論としては、あまり悩まずいいやつを買いましょうというのが持論です。
そこそこの値段のギターにそこそこのを載せたいのであれば、2万〜3万のピエゾでもいいかなとは思いますが。
自分のお気に入りのギターにはなるべく良いものがよいかと思います。
結果長く使いますし、私も10年くらいanthem使っていてトラブルもなく快適です。
長く使うことを考えれば非常にコスパがいいといえます。
でも悩みますよね。w でもそれもギター人生。大いに楽しんでいただきたいと思います。