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アコギのトップ材、サイドバック?について

 

アコギのトップ材、サイドバック?について

アコースティックギターは当然ですが、木でできているので、木材の営業は非常に影響を受けます。

最近アコギを新しく買ったのですが、そのために随分とアコギの動画とサイトをうろうろしていました。w

そんなにわか仕込みの知識でもありますが、アコギの知識の共有も含めて記事にしています。

どうぞよろしくお願いします。

 

アコギのトップ材

アコギのトップ材といえば、スプルースです。その前にトップ材は、ギターの表面の材のことですね。

スプルース(spruce)は、ギターのトップ材(表板)として非常に人気が高い木材です。特にアコースティックギターやクラシックギターでよく使われます。スプルースにはいくつかの特徴があります。

スプルースの特徴

  1. 軽量で強度が高い
    スプルースはとても軽く、それに反して強度が高いです。このため、薄く加工しても耐久性があり、振動による音の伝達が良いです。
  2. 明るくシャープな音
    スプルース材のギターは、音がはっきりとした明るいトーンが特徴です。音の立ち上がり(アタック)が速く、弦を弾いたときにクリアな音が出やすいです。
  3. 広い音域に対応
    スプルースは、低音から高音までバランスよく再生することができるため、幅広い音楽スタイルに対応します。特に、フォークやポップス、クラシックなど、幅広いジャンルで愛用されています。
  4. 経年変化
    スプルース材は使い込むほど音が豊かになると言われています。長年演奏していく中で、トップ材が振動を通して音質が向上し、深みのあるトーンになることが期待されます。

スプルースの種類

スプルースにはいくつかの種類があり、代表的なものには以下があります。

  • シトカ・スプルース(Sitka Spruce)
    最も一般的なスプルースで、強度と音量のバランスが良い。広く使われる。
  • アディロンダック・スプルース(Adirondack Spruce)
    ヴィンテージギターに使われることが多い木材。非常に高い音量とダイナミックレンジを持つが、やや高価。
  • ヨーロピアン・スプルース(European Spruce)
    クラシックギターなどでよく使用される、繊細で美しい音を奏でる。

ギター選びの際、トップ材としてスプルースが使われていると、明るく力強いサウンドが得られやすいです。

 

サイド、バック

アコースティックギターのサイドとバックは、サウンドの響きや音の投射において非常に重要な役割を果たします。トップ材(表板)が主に音を作る部分とされますが、サイドとバック材は音色を補完し、全体のトーンに深みやキャラクターを与えます。

サイドとバックは、ギターの全体の共鳴を助け、音のバランスを保ちます。特に、ローズウッドやマホガニーのような密度の高い木材は、音の反射を助け、深みのある豊かな低音を生み出します。これにより、トップ材から生まれる明るい音に対して、より深い音響効果をもたらします​。

それは、サスティーンだったり、レスポンスだったり、音のまとまりだったりしますね。

アコースティックギターのサイドやバックには、音の特性や美しさを考慮した様々な木材が使用されます。以下は、一般的に使われる木材です。

1. ローズウッド (Rosewood)

  • 音の特徴: 豊かな低音と高音、豊富なオーバートーンが特徴で、共鳴性が高いです。非常に濃厚で広がりのあるサウンドを提供し、バランスの取れたトーンが得られます。
  • 外見: 深い茶色や紫がかった色で、独特の模様が美しい木材です。
  • 種類: インディアンローズウッドとブラジリアンローズウッドがよく使われますが、後者は保護対象となっており、現在はインディアンローズウッドが主流です (Yamaha Music - Blog
    )。

2. マホガニー (Mahogany)

  • 音の特徴: 中音域が強く、ウォームで落ち着いたトーンを提供します。派手さはないものの、堅実で聞き取りやすいサウンドです。
  • 外見: 赤褐色で、ややシンプルな見た目が特徴です。オールマホガニーのギターも存在し、ブルースやフォークに適しています (The Acoustic Guitarist
    )。

3. メイプル (Maple)

  • 音の特徴: クリアで明瞭な音質、非常に速い音のレスポンスが特徴。高音が目立ち、カッティングやストロークに向いています。
  • 外見: 明るい色合いで、フレイムメイプルなどの美しい木目が出ることがあり、視覚的な魅力も高い木材です (The Acoustic Guitarist
    )。

4. コア (Koa)

  • 音の特徴: 明るい音色から、経年変化で温かくリッチなトーンへと変化する特性を持つ。中音域が豊かで、特にフィンガーピッキングに適しています。
  • 外見: ハワイ産の木材で、金色や茶色の美しい色合いと複雑な木目が特徴です (Yamaha Music - Blog
    ) (The Acoustic Guitarist
    )。

5. ウォルナット (Walnut)

  • 音の特徴: ローズウッドとマホガニーの中間的な音質を持ち、はっきりとした低音と温かみのある高音が特徴です。
  • 外見: 濃い茶色で、時折紫がかった色調が現れます (The Acoustic Guitarist
    )。

これらの木材はそれぞれ独特の音響特性と見た目を持ち、ギターのサウンドや外観に大きく影響します。

 

いろんな情報がネットにある

一昔前からしたら、全然サイドバックの知識なんてなかったですw

現代は、動画でみれて非常に有意義にギターを知ることができます。

しかもネットで購入できるとか、ほんと素晴らしい時代ですね。

 

あと、最後にこのトップ材について調べていたら。

オーストラリアのアコースティックギターオーダーサイトに辿り着きました。w

こういう出会いがあるから面白いです。

ぜひ、覗いてみてください!!!

 

Jack Spira(ジャックスピラ)オーダーサイト

http://www.jackspira.jp/?pid=92782451

 

 

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

zakigoldmill

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