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ギター上達の時間の目安

ギターを始めたばかりの人にとって、「どのくらい練習したら上手になれるのかな?」という疑問はとてもよくありますよね。

 

初めは不安や興味が交錯し、自分の進歩に対する期待も高まります。でも、心配しなくて大丈夫です。

ギターの上達には、時間と努力が必要ですが、みんな同じです。最初はちょっとしたことから始めて、少しずつ進歩していくのが普通です。自分のペースで、楽しみながら練習していくことが大切です。他の人と比べる必要はありません。自分の成長を信じて、コツコツと続けていきましょう。そのうち、驚くほどの進歩を感じることができるはずです。

とはいえ、「何時間練習したらどのくらい上達するか目安が欲しい」ということもあるので、ここでは時間をテーマに記事を書きたいと思います。

ギターの上達に必要な時間は、個人の目標や練習の質によって異なりますが、一般的な目安を3つ挙げます。以下に、それぞれの時間のチェックポイントを例に出しながら、ギターの上達に必要な時間についてまとめます。

 

 

 

初心者レベルから基本技術の習得(100時間)

 

初めてギターを始めた段階から、基本的な技術やコードの形を覚える段階です。初心者向けの教則本やオンラインのチュートリアルを使って、基本的なコードやストロークパターン、指の使い方を学びます。この段階では、正しい姿勢や手の位置など、基本的な技術を身につけることが重要です。

この時は、何もかもはじめてなので、とにかく知識の習得もだいじです。ギターの各部名称や、弦交換、道具など、ギターを弾く前の知識も随分と必要になりますので、新鮮であり忙しいと言えるでしょう。

グッと上達してく時期です。

 

中級者レベルでの応用技術の習得(300時間)

初級段階を終えたら、応用技術やスキルの習得に焦点を当てます。スケールやリフ、アルペジオなどのテクニックを学び、それらを実際の曲や演奏に応用する練習を行います。また、楽曲の理解やフレーズの表現力を高めるための練習も重要です。この段階では、自分の好きなジャンルやスタイルに合わせて、さらに深い理解と技術を身につけます。

中級者レベルに到達するためには、初級者段階で身につけた基本的な技術に加えて、さらに高度なスキルや知識が必要です。以下に、中級者レベルで重要なスキルをいくつか挙げます:

  1. スケールとアルペジオの習得:
    • 中級者になると、さまざまな音階やアルペジオの習得が重要になります。これらのテクニックを使って、より複雑なフレーズやソロを演奏することができるようになります。
  2. リズム感の向上:
    • 中級者になると、リズム感をさらに向上させる必要があります。新しいリズムパターンやタイミングの変化を学び、正確に演奏できるようにトレーニングします。
  3. コードの拡張と進行の理解:
    • コード進行の理解と、さまざまなコードの拡張(バーコードやアディショナルコードなど)を学ぶことが重要です。これによって、より豊かな音楽性を持った演奏が可能になります。
  4. 楽曲の解析と表現力の向上:
    • 中級者になると、楽曲の構造やコード進行、メロディの解析が求められます。また、自分なりの表現やアレンジを加えることで、より個性的な演奏を実現します。
  5. イヤートレーニングと音楽理論の理解:
    • イヤートレーニングや音楽理論の理解を深めることで、楽曲やフレーズを理解しやすくなります。これによって、より即興的な演奏や作曲が可能になります。

これらのスキルを習得することで、中級者レベルのギタリストとして、より多彩な演奏や表現が可能になります。自分の演奏をさらに高みに導くために、定期的な練習と探求を続けることが重要です。表現力が豊かになります。

 

 

上級者レベルでの専門的な技能の習得(1000時間以上)

 

専門的な技能や知識を習得する段階です。これには、高度なテクニックや奏法、音楽理論の深い理解、そして創造性や表現力の向上が含まれます。この段階では、個々の演奏スタイルやジャンルに特化した練習や研究が重要です。また、実際の演奏や共演、録音などを通じて、自身の演奏を磨き上げます。

 

以上のように、ギターの上達には継続的な練習と学習が必要です。個々の段階で目標を設定し、それに向かって努力することが重要です。また、定期的な振り返りやフィードバックを受けることで、自身の成長を確認し、より良い演奏を目指しましょう。

 

 

まとめ:一万時間の法則から

 

「1万時間の法則」とは、マルコム・グラッドウェルが提唱した考え方で、ある特定の分野でプロフェッショナルなレベルに到達するためには、おおよそ1万時間の練習が必要だというものです。これをギターに当てはめて解説してみましょう。

1万時間の法則をギターに適用すると、以下のような解釈ができます:

  1. ギター演奏の専門家になるためには時間が必要:
  2. ギターをプロフェッショナルなレベルで演奏するには、驚異的な技術や音楽的理解が求められます。これらを身につけるためには、多くの練習時間が必要です。
  3. 効率的な練習が重要:
  4. ただ長時間練習するだけではなく、効果的な練習方法を身につけることも重要です。練習を計画し、目標を設定し、フィードバックを受けながら進歩することが大切です。
  5. 練習時間の質が量よりも重要:
  6. たとえば、同じ楽曲を何度も演奏するよりも、新しいテクニックやスキルを学んだり、弱点を克服したりする方が、より効果的な練習になります。
  7. 目標を設定し、段階的に進化する:
  8. 1万時間という大きな目標を設定するのは大変ですが、小さな目標を設定し、段階的に進化していくことが重要です。これによって、進歩を実感しやすくなります。
  9. 継続的な学びと成長:
  10. ギター演奏は無限の可能性があります。1万時間を超えても、常に新しいことを学び、自分の演奏を向上させるために努力し続けることが重要です。

要するに、1万時間の法則は単なる数字ではなく、継続的な努力と効果的な学習の重要性を強調しています。ギターを上達させるためには、時間と努力を惜しまずに取り組むことが大切です。

 

  • この記事を書いた人

zakigoldmill

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