ギターのメンテナンス
このページではギターメンテナンスについてまとめたいと思います。
ギターを良い状態で保つためには、メンテナンスが欠かせません。
ギターをメンテナンスするのは、
1.自分で日常的にできるメンテナンス
2.プロにお願いして調整してもらうメンテナンス
という2つのパターンがあります。
どちらもお金はかかるのですが、大きく壊れるともっとお金がかかる事態になる可能性がありますから
大事なギター日頃から触ってしっかり状態を把握しておくことをお勧めします。
自分でできる日常のギターのメンテナンス
- 定期的な清掃: ギターを使用した後は、クロスや柔らかい布でボディやネック、弦などを拭き取ることで、汚れや汗、埃を取り除きます。特に指板には指の油分や汚れが付着しやすいので、こまめに清掃することが重要です。
- 弦の交換: 弦は定期的に交換する必要があります。使用頻度や演奏スタイルにもよりますが、通常は1ヶ月から3ヶ月に1回の交換が推奨されます。新しい弦は音が明るく、演奏感も良いので、定期的な交換で音質を保つことができます。
- ネック調整: ネックの反りや歪みが気になる場合は、アクションを調整する必要があります。ただし、これは専門的な作業なので、初心者は楽器店やプロの技術者に相談することをお勧めします。
- チューニングと調整: 毎回演奏前にギターをチューニングすることで、正確な音程を保つことができます。また、ブリッジやナットの調整も必要に応じて行うことで、弦の高さや弾き心地を調整できます。
プロに頼んだ方がよいメンテナンス
じゃあプロに頼んだほうがよいものってなんだ?というと、
判断基準として、
①経験が必要なもの、②失敗するとリスクが高い、③手間がかかりすぎる、④特殊な道具が必要
などがあります。
- ネック調整: ネックの反りや歪みがひどい場合、自分で調整するのは難しいです。プロの技術者は専門的な知識と道具を持っており、適切なネック調整を行うことができます。
- フレット研磨とポリッシュ: フレットの劣化や錆び、汚れがひどい場合、フレット研磨とポリッシュが必要です。これは専門的な技術と道具が必要な作業であり、プロに依頼することが望ましいです。
- エレクトリックギターの配線修理: エレクトリックギターの配線に問題がある場合、プロの技術者に修理してもらうことが必要です。配線修理は細かな作業が必要であり、専門的な知識が求められます。
- ブリッジやナットの交換: ブリッジやナットの交換は、ギターの機能や音質に大きな影響を与える重要な作業です。これらの部品を正確に交換するためには、プロの技術者の手に任せることが賢明です。
- 高度なセットアップ: ギターのアクションや弦の高さ、ピックアップの高さやバランスなど、高度なセットアップはプロの技術者に依頼することが望ましいです。彼らはギターの細かな調整を行うための専門知識と経験を持っています。
自分でできるメンテナンス;揃えてます?ギターを長持ちさせる道具
ギターは定期的なメンテナンスが必要な楽器です。メンテナンスを怠ることで、楽器のトラブルや音質の劣化、生産性の低下などが生じる可能性があります。
例えば、弦を定期的に交換することで、音程が安定し、音良いものになります。また、フレットを磨いたり、指板を油を塗ったりすることで、演奏しやすい状態を維持することができます。
さらに、楽器を保管する場所や保管方法にも注意が必要です。良い状態を維持するには、温度、湿度の管理も必要になってきます。
ギターは木材ですので、他の木材の楽器と同じく非常に環境の影響を受けやすいです。
メンテナンスは楽器を長期的に維持するために不可欠なことであり、演奏者のスキルや演奏環境に応じて定期的に行うことが重要です。
ここで、そんなギターにまつわるメンテナンスのあれこれ記事をまとめていきますので乞うご期待。
ギタースタンドは必須
ギタースタンドはまず必須です。ギターの状態を良い状態で保っておくには必要不可欠です。
置き型、壁掛け型など色々ありますので、チェックしてみましょう。
下記の記事で、まとめてますので、こちらをどうぞ!!
温度計と湿度計は持っておこう
安いものでいいですので、湿度計は持っておきましょう。ギターに良い環境とは、人間が不快にならない環境といわれています。
つまり、暑くもなく、寒すぎもない環境。また、湿度は、50〜60%程度が良いとされてます。
この点、日本は非常に夏に湿度が上がりやすく、冬には湿度が下がりやすいので注意しておく必要があります。
アコギだったら、こんなのをサウンドホールに入れられるタイプのものがありますよね。
ぜひ参考にしてみてください。
メンテナンスの道具
基本的なメンテナンス道具を揃えるのも大事です。
ギターがいい状態で保たれますし、ギター自体にも詳しくなります。詳しくなるということは、トラブルシューティンングが上手になるということです。
ステージ上のトラブルを未然に防いだりあっても軽傷で乗り切れることもあります。
こんなセット一個持ってればいいんですが、バラで自分の必要に応じて揃えていくのもありですので。
ギターのメンテナンス道具。知らないと損な理由
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プロに頼む
この辺は、持っていきやすい近くの楽器屋がオススメです。
ギターワークスを以前使ったことがあったのを思い出したのでお勧めします。
https://www.guitarworks.jp/
ギターのメンテナンスをプロに頼むメリット3つ
ギターを長く愛用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせないですが、自分でメンテナンスを行うには、知識や経験、工具が必要となるため、難易度が高いと感じる方も少なくありません。もちろん最低限自分自身でできると、ギターの不調などを事前に知ることができます。
これは継続しつつも正確な診断などは思い切って、プロに頼むことも選択肢にいれておくと良いでしょう。
ここではギターのメンテナンスをプロに頼むメリットを3つご紹介します。
1. 高い技術と豊富な経験による確かな仕上がり
プロのギターリペアマンは、ギターの構造や修理技術に関する深い知識と豊富な経験を持っています。そのため、自分でメンテナンスを行うよりも、より精度の高い作業が期待できます。
例えば、ネックの調整やフレットのすり合わせなどの作業は、専門的な知識と技術が必要となります。
プロに任せることで、ギター本来の性能を引き出し、演奏性を向上させることができます。
2. 時間と労力の節約
ギターのメンテナンスには、時間と労力が必要です。
専門知識も必要ですし、ミスする確率も高くなります。もちろん弦交換とかは自分でしてください。
ミスすると取り返しのつかないやつや、高くつくもの、時間のかかるものはプロに頼むのがおすすめです。
プロに任せることで、これらの作業を時間効率よく行うことができます。自分の時間を有効活用したい方や、メンテナンスに自信がない方におすすめです。
3. トラブルの早期発見・早期解決
ギターの不具合は、放置すると悪化し、修理費用が高額になる可能性があります。
プロに定期的なメンテナンスを依頼することで、不具合を早期に発見し、早期に解決することができます。これは、ギターを長く良い状態に保つために重要です。
まとめ
ギターのメンテナンスをプロに頼むメリットは、高い技術と豊富な経験による確かな仕上がり、時間と労力の節約、トラブルの早期発見・早期解決などが挙げられます。
ギターを大切に長く愛用するためには、定期的なメンテナンスが重要です。自分でメンテナンスを行うのが難しいと感じている方は、ぜひプロに相談することをおすすめします。