
ギターの上達には、曲を覚える練習のほかに、上達を助ける「基礎トレーニング」があります。
クロマチックスケールで指を動かす練習、メトロノームでリズム感をきたえる練習、コードチェンジの練習など、種類はさまざまです。
この記事では、今の練習内容を見直すきっかけになるように、初心者でも1日15分から取り入れられる基礎練習をまとめました。
基礎練習の前に確認したい3つのポイント
上達する練習の3つのポイント
- 毎日少しずつ:長時間を週1回より、短時間でも毎日のほうが効果的
- 目標を決めて記録する:「今週はこのコードチェンジ」と小さな目標を決め、できたことを書き残す
- いろいろな音楽に触れる:いろいろなジャンルを聴いて弾くと、音楽の引き出しが広がる
記録は、ノートでもスマホのメモでもかまいません。進んでいることが目に見えると、続ける力になります。
1日15分の基礎練習メニュー(例)

最初から全部やる必要はありません。まずはこのくらいの量から始めて、慣れてきたら少しずつ足していきましょう。時間がない日は「指ならし+好きな曲」だけでもOKです。
ここからは、メニューの中身を1つずつ紹介します。
基礎練習1:クロマチックスケールで指を動かす

1フレットから4フレットを、人差し指・中指・薬指・小指で1本ずつ順番に押さえていく練習です。6弦から1弦まで上がったら、また戻ってきます。
- 指の力と柔軟性がつく:難しいコードや速いフレーズが弾きやすくなる
- 指が1本ずつ動くようになる:薬指や小指も思いどおりに動くようになる
- 右手と左手のタイミングが合う:音の粒がそろってくる
速く弾くより、ゆっくり正確にが大事です。私の印象でも、基礎はゆっくりじっくりやる人のほうが上達が早いです。
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基礎練習2:メトロノームでリズム感をきたえる

メトロノームに合わせて弾く練習です。リズム感が良くなると、演奏の安定感がぐっと増します。ほかの人と合奏するときも、ずれにくくなります。
メトロノーム練習のコツ
- 最初は確実に弾けるゆっくりのテンポから
- 止まらずに弾けたら、少しずつテンポを上げる
- 崩れたら、1つ前のテンポに戻す
- スマホの無料アプリで十分
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基礎練習3:コードチェンジを往復する
2つのコードを決めて、行ったり来たりする練習です。たとえば「C→G→C→G」のように、ゆっくり往復します。
コードチェンジがスムーズになると、曲の流れが途切れなくなります。曲で止まってしまうところだけを取り出して練習するのが効率的です。
基礎練習4:スケールやアルペジオ
慣れてきたら、スケール(音階)やアルペジオ(コードの音を1本ずつ弾く)も取り入れてみましょう。演奏の正確さとスピードが上がり、弾ける曲の幅が広がります。
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基礎練習5:耳をきたえる
自分の演奏をよく聴いて、音の違いに気づけるようになることも大事な基礎です。チューニングのずれや、音がビビっていることに気づけるようになると、演奏のクオリティが上がります。
その先にあるのが耳コピです。耳コピの力はとても大事ですが、初心者のうちは指を動かすことも大事なので、スキルに合わせて段階的に取り入れていきましょう。
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基礎練習を続けると、こんな力がつく
- 難しいコードや速いフレーズが弾けるようになる
- リズムが安定して、合奏しやすくなる
- コードチェンジがスムーズになり、曲が止まらなくなる
- 音の違いがわかるようになる
- 基礎がある安心感で、人前でも落ち着いて弾ける
- いろいろなジャンルに対応できる応用力がつく
大事なのは、プロセスを楽しむこと
基礎練習は、退屈に感じることもあります。でも、その効果は長い目で見るととても大きいです。
なんだかんだで、基礎を固めることが、結果的に一番効率のいい上達法だと思っています。
とはいえ、楽しくないと続きません。
自分のモチベーションに合わせてメニューを組んで、プロセスそのものを楽しみましょう!
まとめ
- 基礎練習は「毎日少しずつ・目標と記録・いろいろな音楽」がポイント
- まずは1日15分。指ならし・リズム・コードチェンジ・好きな曲
- クロマチックもメトロノームも「ゆっくり正確に」から
- 慣れたらスケールやアルペジオ、耳コピを足していく
練習メニューの組み方に迷ったら、オンラインレッスン(無料体験あり)で一緒に考えることもできます。