
- 弾いていない弦まで鳴って、余計な音が混ざる
- 逆に、鳴らしたい弦が鳴らない
こんな悩み、ありませんか?
実はこれ、初心者がもっとも多くぶつかる悩みの一つです。
そして、ここが大事なポイントなのですが、この「余計な音を鳴らさないこと」こそが、ギター演奏の本質だったりします。
カッティングしかり、ギターソロしかりです。上手な人の演奏がスッキリ聴こえるのは、弾いている音だけでなく、鳴らしていない音までコントロールしているからなんです。
その方法がミュートです。この記事では、超初心者向けに、ミュートの基本をやさしく解説します。
この記事の結論
- ミュートは左手と右手の2種類
- 左手のミュートが上達したら、ブラッシングへ
- 右手のミュートが上達したら、ブリッジミュートへ
- ギター演奏には、なくてはならない技術。毎日コツコツ練習しよう
ミュートとは?
ミュートとは、弦にふれて、音を止めたり、鳴らないようにしたりすることです。
ギターは、弦を弾けば音が鳴り、放っておくと鳴りっぱなしです。そのため、
- 弾いていない弦が、勝手に響いてしまう
- 前のコードの音が残って、次のコードと混ざってしまう
ということが起きます。これを止めるのがミュートです。

「音が鳴らない」のは、意図しないミュートかも
逆に「鳴らしたい弦が鳴らない」という悩みは、指が隣の弦にふれて、知らないうちにミュートしてしまっていることが多いです。
つまり、ミュートを覚えることは、「鳴らす弦」と「止める弦」を自分で選べるようになることなんです。指を立てて押さえるコツは、こちらで解説しています。
左手のミュート
基本:押さえていない弦に、指の腹を軽くふれる
左手のミュートは、押さえていない弦に、指の腹をそっとふれておく方法です。押さえつけるのではなく、ふれるだけがポイントです。
- コードを押さえている指の腹で、となりの弦にふれる
- 人差し指を寝かせ気味にして、高い音の弦にふれる
- 音を止めたいときは、押さえている指の力をふっと抜く(指は弦から離さない)
最後の「力を抜いて止める」は、コードの音をスパッと切りたいときにとても使います。
上達したら:ブラッシング
左手で弦全体を軽くミュートしたまま、右手でストロークすると、「チャッ」という音が出ます。これがブラッシングです。
カッティングの「チャカチャカ」というリズムは、このブラッシングと、コードを鳴らす音の組み合わせでできています。
ブラッシングのコツ
- 左手は、弦を押さえない。指をそろえて、6本の弦に軽くのせる
- 音程が出ずに「チャッ」とだけ鳴ればOK
- まずはゆっくり、ストロークの「ダウン・アップ」に合わせて
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右手のミュート
基本:手のひらの側面で、弦をそっと止める
右手のミュートは、手のひらの側面(小指側)で弦にふれて、音を止める方法です。
- 鳴らし終わった弦に、手のひらをそっとふれて止める
- 曲の最後にジャーンと鳴らしたあと、手のひらで止める
右手は、ピックを持ちながらでもできます。ピックの持ち方は、こちらも参考にしてください。
上達したら:ブリッジミュート

手のひらの小指側をブリッジの近くに軽くのせたまま弾くと、「ズンズン」という、こもった力強い音になります。これがブリッジミュートです(パームミュートとも呼ばれます)。
ロックのリフや、パワーコードでよく使われる、とてもかっこいいテクニックです。
ブリッジミュートのコツ
- 手のひらは、ブリッジの真上か、少しネック寄り
- ネック側に寄りすぎると、音が詰まって音程がわからなくなる
- ブリッジから離しすぎると、ミュートがかからない
- ちょうどいい位置を、少しずつずらしながら探そう
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ミュートの練習ステップ
- 開放弦を鳴らして、左手でふれて止める:6本それぞれで
- 開放弦を鳴らして、右手の手のひらで止める
- コードを鳴らして、左手の力を抜いて止める:「ジャーン、(止める)」
- メトロノームに合わせて「鳴らす・止める」をくり返す
- 慣れてきたら、ブラッシングやブリッジミュートに挑戦
どれも地味な練習ですが、毎日少しずつ続けると、演奏が見違えるほどスッキリしてきます。
まとめ:ミュートは、ギター演奏になくてはならない技術
まとめ
- 余計な音が鳴る・鳴らない、は初心者に一番多い悩みの一つ
- 余計な音を鳴らさないことが、ギター演奏の本質
- 左手のミュート:指の腹でふれる → 上達したらブラッシング
- 右手のミュート:手のひらで止める → 上達したらブリッジミュート
ミュートは、ギター演奏にはなくてはならない方法です。
ぜひ、毎日コツコツ練習してみましょう!
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