
ピックの持ち方って、YouTubeの動画を見ても、意外とよくわからないんですよね。
- 指のどこに、ピックを当てているのか
- どれくらいの力で持っているのか
- 弦に対して、どんな角度で当てているのか
このあたりは、カメラの角度によってはほとんど映らないし、力加減はそもそも目に見えません。
この記事では、動画ではわかりにくいピックの持ち方を、図を使ってていねいに解説します。
この記事の結論
- 握り方:人差し指の第1関節の横に置き、親指の腹で上から挟む
- 力加減:力を入れすぎない。「落とさない、ぎりぎりの力」
- 角度:弦に対して、少しななめに当てる
- 目的:肘の振り子がしやすい持ち方にする
ピックの握り方:3ステップ

- 人差し指を軽く曲げる:グーの形にせず、ふんわり曲げます。その第1関節の横に、ピックを乗せます
- 親指の腹で上から挟む:親指と人差し指が、ほぼ「十字」に交わるくらいがちょうどいいです
- ピックの先を2〜3mmだけ出す:出しすぎると弦に引っかかり、短すぎると空振りしやすくなります
中指・薬指・小指は、軽く丸めておくか、自然に開いておけばOKです。ギュッと握り込まないようにしましょう。
力を入れすぎない

超初心者が一番やってしまうのが、ピックを強く握りすぎることです。
落とすのがこわくて、ついギュッと力が入ってしまう。でも、力が入ると手首や腕まで固まって、音もカチカチの固い音になってしまいます。
目安は、「落とさない、ぎりぎりの力」です。弦に当たったとき、ピックが少しだけ動くくらいがちょうどいいです。
最初は、何度か落としてしまうかもしれません。それでも大丈夫。落とすくらいのほうが、力が抜けている証拠です。少しずつ、ちょうどいい力加減が見つかっていきます。
ピックの角度
ピックを弦に対して真正面(垂直)に当てると、弦に引っかかって、ストロークが途中で止まりやすくなります。
ピックを少しななめに傾けて当てると、弦の上をすべるように抜けていきます。ジャカジャカと弾くストロークでは、このほうがずっとスムーズです。
角度のチェック方法
ゆっくり1本ずつ弦を弾いてみて、「引っかかる感じ」がするなら角度を少しつけてみましょう。スッと抜ける角度が、あなたにとってのちょうどいい角度です。
肘の振り子がしやすいように持つ

ここが一番大事なポイントです。
ストロークは、肘を支点にした「振り子」の動きで弾くのが基本です。手首だけでチョコチョコ動かしたり、肩から大きく振ったりするのではなく、肘から先をゆらすイメージです。
そして、この振り子の動きを邪魔するのが、ピックの握りすぎなんです。ピックを強く握ると、手首が固まって、振り子がスムーズに動かなくなります。
軽く持つ・少しななめに当てる。この2つがそろうと、腕の振り子がそのまま気持ちよく音になります。
よくある悩みと直し方
| 悩み | 原因と直し方 |
|---|---|
| ピックがすぐ落ちる | 先を出しすぎていないか確認。滑り止め付きのピックを使うのもあり |
| ピックがくるくる回る | 親指と人差し指の重なりが少ないかも。指の腹でしっかり挟む位置を探す |
| 弦に引っかかる | 角度が真正面に近いか、先を出しすぎ。少しななめに、出すのは2〜3mmに |
| 音が固い・うるさい | 握りすぎ。力を抜いて、肘の振り子で弾く |
ピックの厚さも大事です。ストロークを練習する超初心者には、薄め〜やや薄め(0.5〜0.7mmくらい)が弾きやすいことが多いです。
まとめ:ピックは「軽く持って、ななめに当てる」
まとめ
- 人差し指の第1関節の横に置き、親指の腹で挟む
- 先は2〜3mmだけ出す
- 力は「落とさない、ぎりぎり」。落とすくらいでちょうどいい
- 弦には少しななめに当てる
- 肘の振り子で弾けるように、握りすぎない
ピックの持ち方は、動画を見るだけではなかなかつかめません。実際に持ってみて、力を抜く・角度を変えるをくり返しながら、自分にとってちょうどいいところを探してみてください。
自分の持ち方が合っているか見てほしい方は、オンラインレッスン(無料体験あり)でも確認できます。